【2】桜の花びら舞う駅ナカ温泉 春爛漫の水沼駅 わたらせ渓谷鉄道の旅

 
 
 
わたらせ渓谷鉄道、各駅を順に旅するの第2回。

本宿(もとじゅく)駅を出発し列車に枝を伸ばす樹々をくぐるように進んでいくと、突然景色が一変する。
車窓が一面の桜で埋め尽くされ、視界が薄桃色に染まる。

桜並木の後方に 「黒保根運動公園」 がある

 

前回はコチラ

 
 
 
黒保根運動公園と渡良瀬川の周辺に、約300本のソメイヨシノが立ち並ぶ。

 

列車は徐々に減速し、水沼駅に到着する

 

下は、列車の中から撮影した動画。画質は悪いが静止画では伝えきれない夢のような風景を多少なりともお伝えできるかもしれない。
(時間軸が前後するが、最初に午後に撮影した上り列車からの車窓に続き、午前の下り列車からの車窓となっている)

【ご注意】再生すると音量小さめですが音楽が流れます

 
 
水沼駅には、温浴施設が併設されている。時間の関係で下車できなかったが、機会をあらためてぜひ再訪したい。
 

 

 


水沼駅の次は、花輪駅。まるで小料理屋の庭先のようなホームに到着する。

「うさぎと亀」「金太郎」など多くの同様の作詞を手掛けた石原和三郎氏がこの地区の出身ということで、列車の到着時には「うさぎと亀」の音楽が流れるらしいが、完全に聞き逃してしまった。

 

 

 
 
続いて中野駅に到着。花輪駅からはたった1kmしか離れていない場所にある、簡素な作りの駅だ。
地元の方の利用がメインとなっているようだ。

 

 

中野駅の周囲にも桜の樹がある。わたらせ渓谷鉄道は、神戸(ごうど)駅の花桃で有名だが、これほど桜が咲き乱れる鉄道であることを、今回の旅で初めて知った。
 

中野駅を出発し、列車後部から中野駅方向を撮影
渡良瀬川の流れは、ゆるやか

 
 
 
次は、小中(こなか)駅。この駅の近くには、廃校となった小学校があるのだが、その名前がとても興味深い。続きは次回コチラへ。

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