【南宮崎の灯台5+1】  山道は避けたいが“ちょっと探検気分”を味わいたいなら巾着島灯台

 

ナギヒコさんから寄稿していただいた記事です

 

到達:2024年1月
難易度:■□□□(入門)

 

「山道を歩くのとかは遠慮したいけど、ちょっと探検気分で灯台を見にいきたい」というなら、巾着島灯台(きんちゃくじまとうだい、宮崎県宮崎市)はどうだろうか。

(国土地理院)

 クルマを止めてから歩いて10分ぐらいと近いし、危ないところもないけど、灯台に用事のない人は来ないし、灯台を見に来る人だってめったにいないので、だれもいないという“探検感”は十分にある。

(国土地理院)

 巾着島は、丸い島に2本のツノがあるように見え(現在ツノの間は人工的な港になっているが)、それをひもでくくる巾着の口に見立てたのかもしれない。

 そのツノに向き合う位置から見た巾着島がこの写真だ。

 ここから左の道を行き、橋の手前でクルマを止める。上記地図の「クルマはここまで」という場所だ。写真の左側が切れていて見えないが、防波堤が巾着島までつながっているので、歩いて巾着島に行けるのだ。

 

 防波堤を歩いていくと、正面に階段があるのでそれをのぼる。

 防波堤の向こう側はこんな風景が広がっていた。地図の「波形の岩」と書いてあるところで、「青島の隆起海床と奇形波蝕痕」という説明も付いている。

 こんな洗濯板(もはや日常では見ないが)のような海床が10kmぐらい連なっている。青島の向こう側、日向青島灯台が立っているところもこんな感じだ。

 堤防の上を100mぐらい歩いて、そろそろ堤防が終わる、という場所に…。

 階段が姿を現した。灯台への登り口だ。

 

 近年に作られたようで、壊れたところはなくきれいだ。

 ただ、角度は急で45度以上ありそうだし、一段の高さが大きいのでのぼりやすいとは言えない。しかもこの日は、すでに鞍埼灯台にいって上り下りを繰り返したために、足に力が入らなくなっていたのだ。

 そこにもってきてのこの上り坂は苦しい。

 しかし急階段は無慈悲に続く。まだか。

 ひと息入れて、海を見る。

 

 灯台の標高は40mぐらい。もうすぐのはずだ。と思って振り返ったら、なんだ、見えていた。

 あと少し。

 巾着島灯台に到着。

 

 海を見晴らせば、ちょっとした達成感が得られる。

 この灯台はちょっと不思議で、階段をのぼったところとは逆の山側が正面のようなのだ。反対側に回り込むと門柱やドアがある。

 高根島灯台(広島県尾道市)もたどり着いたのとは反対側が正面だったな。

 そして銘板もこっち側。珍しく大理石製(?)だ。

 塔頂にのぼるためのはしごもこっち側。

 では、海を眺めながら、この段幅の大きい階段を下りますか。

 

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