古座川口灯台へはどうやって行く?意外な結末に

 

ナギヒコさんから寄稿していただいた記事です

 

到達:2024年4月
難易度:■□□□(入門)

 

 古座川口灯台(こざかわぐちとうだい、和歌山県串本町)は、先達の記事を読んだり、衛星写真の地図を見たりしただけでは、行き方がよくわからなかった。実際に行ったら、なんのことはない、あっさりと行くルートがあったのだった。まあ、そういうものだ。

 灯台は古座川の対岸からよく見える。国道42号が古座川をまたぐ橋のたもと、堤防からちょっと離れた場所にある。灯台の赤と橋のアーチの赤とがよくマッチしている。

 国道42号から直接は行けないので、橋の東側にある交差点から県道227号に入り、そのどこかから国道42号をくぐって海側に出ることになる。国道42号はもちろん、県道227号もちょっとクルマを止めにくい。少し離れてはいるが、ローソンに止めるのが無難だろう。

(国土地理院)

 最初に、一番近そうな①の道を入っていったが、国道42号の橋下あたりに「関係者以外立入禁止」の表示があった。物理的には行けるのだが、やめておく。

 もう少し東側、古座神社の向かいあたりの②から国道をくぐる。

 トンネルを抜けると、殺風景な海が広がっていた。足元は打ち寄せられた木くずとゴミと細い水の流れ。岩場に集まっていた数羽のトビだかワシだかが一斉に飛び立っていった。心細い荒涼とした風景だ。

 

 右手に灯台が見える。ところがこのまま進むと消波ブロックがあるし、ブロックより海側は岩に水がたまっていて、歩いていけそうにない。写真では橋のアーチの下に見える階段をいったん上る。

 ようやく堤防の上に出られた。あとはちょっと歩けば…。

 古座川口灯台に到着。波しぶきがすげー。

 いまが満潮か干潮かはわからないけど、こんなに波が荒くなければ、堤防から階段を下り、通路を渡れば灯台までいけるかもしれない。しかし、通路の手すりが完全になぎ倒されている。波が穏やかなときだって、行く気になるかどうか微妙だな。

 

 ともかく現状ではとうてい行く気になれないので、古座川口灯台はこれで終了。少し下がって見れば、静かにたたずんでいるように見えるのにね。

 来た方向から90度右に曲がり、古座川の上流を見る。上には国道42号の橋がある。

 そして斜め右に行く道がある。これを行けば…。

 さっきの県道227号にあっさり出られた。これが冒頭地図の③のルートだ。

 なんだ、ここから入っていけば、なんの苦労もなく、灯台の真ん前まで行けるんじゃないか!  荒涼とした海辺も歩いて、自分としては「入門」レベルの体験をした気になっていたけど、この道を使えば、探検度ゼロで灯台に行けるのだった。やれやれ。

(国土地理院)

 

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