写真:Tawashi2006Tawashi2006, CC BY-SA 3.0 http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/, via Wikimedia Commons
リアルタイムでドラマを見ることはほとんどない。面白いかもしれないと思うドラマを録画しておいて、最終回をむかえた後ぐらいに、みることもあるけど、8割ぐらい見ないで消してしまう。
前クールの日曜劇場「LAST MAN」が面白かったので、そのまま後続の「VIVANT(ヴィヴァン)」を録画だけしておいた。正直なところ、壮大なスケールの謀略モノってあまり見る気がしないので、そのまま見ないだろうなぁと思っていた。
ところが、仲良くしている同僚の家族が「おもしろい!」と言ってるという話を聞き、何の気の迷いかちょっと見てみようかなって気になった。
いま、ものすごく忙しくて、ドラマなんて(しかも連続物)見てる暇はないんだよ。しかも初回108分SP、2回目は79分SP、3回目は69分SPなんて、そんなもんみてられるかよーと、ながらで見始めたら止まらくなり、夜中の2時まで3話いっき見をしてしまった。
そんな訳で第4話をリアタイで見たわけなんだけど、内容の面白さは別として土木萌え的に「おぉぉ」と思うシーンが終盤にでてきた。
ネタバレになるから詳しくは言えないけど、乃木(堺雅人)と黒須(松坂桃李)が海辺近くの橋に登場する、物語的にはかなり、かーなーりーインパクトのあるシーンだ。
ちなみに、番宣動画に一瞬だけその橋が写っている。下のyoutubeの1分33秒のところだ。
私はこの橋の形が好きで、以前も記事の中で関連する橋として取り上げたことがある。
ドラマの中に出てくるのは「潮騒橋」。静岡県掛川市の菊川に架かる橋で、海から500mほどのところにある。
専門的には「4径間連続上路式PC吊床版橋」という構造で、橋の下部が魚腹のように膨らんでいて、なおかつすっきりとした立ち姿がかっこいいのである。
この橋を、あんなシーンで使うとは、いやはや恐れ入りました・・ともう脱帽以外のなにものでもないのだ。
ご覧になっていないかたは、ぜひ。VIVANT 第4話でございます。