祝子川温泉への秘境バス 路線廃止の残念なニュース

 

 

 

宮崎県延岡市の山間部を走るバス路線「上祝子(かみほうり)線」は、一部の区間の道幅が3m未満という難所を通り抜ける秘境路線だ。

まずは、下の動画をご覧いただきたい。
(※下の動画では、「祝子川温泉線」と表示されているが、現在は「上祝子線」となっている)

 

 

 

こうした山間部を走る大型バスの運転手さんの技量は、免許がない私でも「ただものじゃないぞ」感を感じることが少なくない。

たとえば群馬県片品村を通る路線バスでは、「こ、こ、こんなUの字の狭いカーブを曲がるんですかっ」と驚いたり、静岡県川根本町の寸又峡周辺には大型観光バスがばんばん対面ですれ違う山道があり、ベテラン運転手さんの無線を使った鮮やかな采配にうっとりしたりなど、全国あちこちに凄腕のプロがいる。

 

ところが、この上祝子線が2022年1月で廃止となるらしい。詳しくは下のリンク先にある記事を読んでいただければと思うが、六首(むくび)から祝子川(ほうりがわ)温泉までの16.5kmの区間が廃止の対象だ。

 

 

 

 

とはいえ、宮崎はおろか九州の土地勘ゼロの私は、地名を聞いてもまったくもってピンとこない。

そこで、該当場所をGoogleマップにマーキングしてみた。拡大しないと地図には表示されないが、県道207号を北西にひた走る路線である。

 

 

 

Googleマップの3D表示にしてみると、秘境路線バスといわれる所以が実感できる。

 

 

 

 

残念ながら、この秘境バスに乗れるのもあと数日。時刻表は次のとおりだ。2022年2月1日からは、六首までの新しい時刻表での運行となる。

 

 

 

行ってみたいなーと思うが、さすがに行くのは厳しい。800km離れた東の地から、お疲れさまでしたと労いの念を送りたい。

 

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