松切鼻灯台に立ちはだかる2つの障壁、干潮時しか現れない岩場、垂直なはしご

 

ナギヒコさんから寄稿していただいた記事です

到達:2026年2月
難易度:■■■□(中級)

松切鼻灯台(まつきりはなとうだい、大分県佐伯市)に到達するには、2つの大きな障壁がある。干潮時にしか現れない岩場の道と、垂直に立ったはしご、これはなかなかの難易度だ。

というわけで、今回は干潮になる1時間前に現地に到着するようスケジュールを組んだ。

 

佐伯市米水津湾(さいきし よのうづわん)は、2つの岬に囲まれているので、おそらく漁業にとっては好都合で、いくつも漁港がある。松切鼻灯台はその湾の入口に立っている。

(国土地理院)

漁港の延長で近くまで舗装道路が来ているし、クルマをとめる場所もある。

この階段からいよいよ魔境に入っていく。

この岩場に沿って、灯台まで向かう。右にある岩の色がある高さで変わっているのがわかるだろうか。おそらくこれが満潮時の海面だ。つまり、満潮時にはこの先の岩場は水没してしまう。干潮を挟んだ4時間ぐらいを狙って現地に行くのが無難だろう。

岩にびっしりと付いた白い点々は貝。ということは、ここまで水没しているんだろう。

どこを通るか一瞬迷うことはあったが、「どうやっても通れそうにない」というところはなかった。

先の方に、コンクリートの構造物が見えてきた。

灯台点検用の桟橋だろうけど、こちらは干潮時には役立たない高さにある。

 

そして、松切鼻灯台が姿を現した。岩場を歩き始めてから約10分。

ずいぶん高い。ほぼ垂直なはしごが4mと1mぐらいだろうか。

こうやってあとから写真を見ると、いけそうな気がするのだが…。

だいぶ迷ったが、大事をとってのぼるのはやめておくことにした。周囲の敷地が狭く、のぼってもいい写真が撮れないだろう、というのもある。

というわけで、松切鼻灯台のクエストはここで終了。それでも十分にクエストを堪能できて満足した。

岩場の歩きだけなら難易度初級としてもいいぐらいだが、灯台の根元まで行くとしたら難易度は間違いなく中級だろう。

 

どういうところを歩いたかは、港の反対側から見るとよくわかる。右に道路の終端があり、左に灯台(影が差してわかりにくいが)がある。潮位が上昇する時間帯で、潮位ギリギリのときに行く場合は、くれぐれも帰りに気をつけてほしい。

 

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