

到達:2026年4月
難易度:■□□□(入門)
臼碆埼灯台(うすばえさきとうだい、高知県土佐清水市)は、近くにある足摺岬灯台に比べてかなり無名だが、遊歩道が思いのほかしっかり整備されている。なんとバイクでまん前まで行けちゃうくらいなのだ。
また、この付近の景色は足摺岬に負けず劣らずいいので、足摺岬灯台に行った際には寄り道してほしい。

足摺岬灯台から臼碆埼灯台に向かうには、高知県道27号を土佐清水市街に向かって5分ほど進み、松尾トンネルの手前を左に入る。松尾トンネルができる前にはこっちの道だけだったと思われる。
すると、5~6台がとめられる駐車場が現れる。ここは竜宮神社と「絶景展望所」のためのもので、トイレもある。Googleマップによればこの「絶景展望所」は臼碆埼灯台よりも海がよく見えるし、遠くに臼碆埼灯台もきれいに見える。ここにも寄ればよかった!
この駐車場にとめてもいいのだが、あと100m先にちょっとした駐車スペースがある。今回はここにクルマをとめた。写真中央が、灯台への入口だ。

道はコンクリートでつくられたしっかりしたものだ。

もう灯台が見えた。あまり遠くないし、きついのぼりもなさそうだ。安心感が得られる一方で、ドキドキ感が減ってしまう面もある。

コンクリートの道はどんどん続く。

本来なら「ぐっとくだって」「ぐっとのぼる」場所も、コンクリートの道で傾斜なくすいすいと。サンダルやパンプスでもだいじょうぶなくらいだ。

そして歩き出して5分も経たないうちに、臼碆埼灯台に到着。あれ?バイクがある!

そうか、これだけ平坦で平らな道ならバイクでここまで来られるんだ。しかし周りに人はいない。釣り人が海岸までおりていっているのかな。
手前に木があるので、全体像を撮ろうとするといい場所がほとんどない。

初点灯は1961年(昭和36年)3月。灯塔は八角形で、中央がくびれているという、なかなかしゃれたデザイン。変型の2階建てになった付属舎もおもしろい。
「灯塔中央がくびれている」灯台としては、これまで濤波岐埼灯台(左上)、生石鼻灯台(右上)、刈又埼灯台(右下)、出羽島灯台(左下)に出会った。

中でも出羽島灯台は八角形なところも似ている。同じ人の設計ではないだろうが。
最後は10段ほどの階段をおりるのだが、敷地が狭いので、おりてしまうと灯台の姿がほとんど写せない。

ただ、その敷地からの海側の風景はなかなかいい。写真左寄りに赤い祠と鳥居が小さく見えるのだが、わかるだろうか。

「日本で最初に黒潮が接岸、付近の海面には渦を巻きながら移動する白い潮目が観察できます」(土佐清水市観光協会のWebページ)という。それを知らなかったから意識して見なかったが、このときも見えたのかな。










