到達：2024年9月
難易度：■□□□（入門）
猫の耳のようにとがっている北海道積丹半島の先端、2つのうち東の出岬にあるのが積丹出岬灯台（しゃこたんでみさきとうだい、北海道積丹町）だ。
神威岬灯台（かむいみさきとうだい、北海道積丹町）がある西の神威岬と同じように、平日でもそこそこの観光客が来ている。
その人たちが向かうのは、灯台のすぐ近くにある島武意（しまむい）海岸だ。でもそのうちの何人かは「灯台があるなら行ってみよう」と思うようで、今回駐車場と灯台を往復する間に5～6組の人たちとすれ違った。
駐車場は広くて、きれいなトイレもある。
ここから先、一般車両は入れない。灯台へはここを右へ。左のトンネルは島武意海岸に通じている。
一本調子の坂はけっこう勾配がキツい。
一息つくために立ち止まり、振り返ると、だいぶ高いところに来ていた（とはいえ、標高100mぐらいだが）。海の向こう側は神威岬付近、かな？
この分岐は、舗装が続いている右に行く。左は西に延びる積丹岬自然遊歩道。
のぼり道がさらに続き、もう1回休憩したあと、灯台が見えてきた。
積丹出岬灯台に到着。改修作業中で（2024年10月31日までの予定）、工事の人のクルマがいっぱい。
壁面の劣化具合かなにかを話している。
逆にこういう風景はめったに見られないとも言える。
灯台の左を回り込むように道が続いているので、反対側から眺めてみる。ロケット発射台にも見えるな。
少し先に展望台がある。積丹岬自然遊歩道はこの先も続いているが、行く人はかなり少なそうだ。
そもそもここから先の遊歩道は、熊が目撃されて一時閉鎖されていたが、一定期間が過ぎたので立入禁止が解除になっていた。この風景のどこかに熊がいる（かもしれない）と思うと、より美しい風景に思えてくる。
灯台のクエストは終わり、駐車場まで戻る。せっかくなので、トンネルを通って島武意（しまむい）海岸ものぞいてみよう。
神威岬と同じような気持ちいい風景が広がっている。
写真の左端近くにくだり道が見えていて、正面の海岸までおりられる。はずなのだが「雪崩や大雨の影響により、施設の安全性が確保できないため立入禁止」になっている。
今後修復されるかどうか。神威岬には海岸までおりられるところがなかったから、ここはおりられるようにしてほしいが。
