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日光白根山を早めに切り上げて、丸沼ダムに向かうことにした。
ロープウェイ乗り場から丸沼温泉還湖荘までは、およそ5km。紅葉ウォーキングにはちょうどいい距離だ。途中の道沿いに丸沼ダムはある。
こちらは2019年10月の訪問記です。
シリーズの記事はコチラ 今回は8回目です。
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一之瀬発電所取水口
バスに乗って通った国道120号を、歩いて戻る。交通量は少ないが、歩道がないに等しいので注意深く歩かなければならないが、それにしたってこんな景色、見とれないわけにはいかない。
やがて、左手に下っていく細い道がみえる。このすぐ下が、東京電力一之瀬発電所の取水口だ。
ここで取水された水は、直線距離ににして南西方向に約1.5kmの場所にある一之瀬発電所に送られる。
一之瀬発電所取水口には立ち寄らず、先を急ぐ。
別にそれほど急がなくてもよかったわけで、堰堤の上まで降りてみればよかったなとあとで少し後悔。
こういう小さな後悔が探検ウォークではけっこうある。
丸沼ダムに到着
「丸沼ダム」バス停のすぐ横に、数台が停められる駐車場があり。そこから奥に道が続いている。車両進入禁止だが「徒歩による進入は可能」とあるので、遠慮なくロープをまたぐ。
目の前が緑のグラデーションが埋め尽くされる。なんて綺麗なんだろう。
カーブしながら、道をくだっていく。
45秒ほどだが、下はダム入口までの短い動画だ。(人の話し声が流れます)
丸沼ダムの下流側。バットレス構造のダムは、日本にはもう6基しか残っていない。
鉄のゲートが閉まっていて天端を歩くことはできない。管理棟?の右横に丸沼の岸辺を半周する遊歩道が続く。
人の姿をほとんど見かけない丸山ダム。おとぎの国ような風景が、ただ静かに広がっていた。
実はこの丸山ダムでも大きな失敗を一つした。(失敗が多いな)
ゲート近くからはダムを横方向からしか眺められないが、湖面近くまで降りていけばダムを正面から見上げることができるのだ。この情報は事前にわかっていたんだけど、降りる道がわからなかった。
帰宅してからさらに調べてみると、なんと、さっきまたいで通ったロープの左横に湖面に通じる遊歩道の入り口があったのだ。なんで気が付かないかなぁ。
紅葉にうもれる丸沼発電所
国道120号に戻り、途中から枝分かれした細い道へ進み、宿のある場所までさらに歩いていく。
東にある菅沼から続いている水圧鉄管(水力発電所に水を送っている鉄管)が、丸沼へ続いている。
このすぐ下に東京電力の丸山発電所があるのだ。
丸沼発電所に進入できる道路があるが、ロープが張られている。徒歩であっても、関係者以外立ち入ることはできない。
このあと、丸山温泉還湖荘まで戻り、そこからさらにちょっとしたサバイバルを経験するのだけれど、それはまた別の機会に。
とりあえず、片品村への旅は、ここで一区切りです。
読んでくださったみなさん、ありがとうございました。