幻の貨物線 安比奈線を歩く その2

前回に引き続いて、安比奈線探索を続けていきたい。
撮影場所は、前回同様、下の地図の番号を参考にしてほしい。(薄いオレンジの線は路線跡)

 
この地域の航空写真をみれば一目瞭然だが、場所⑩の道路を境目に写真の色が変わってくる。
住宅密集地から、農耕地にかわっていくからだ。
下の写真は、その境目となる南北に走る道路方向を眺めたもの。
線路は左手を走っている。いや、わざわざ説明しなくてもお約束の「立入禁止」看板でおわかりかと思う。

写真18(場所⑨)

 
国道16号では線路は埋められていたが、この道路では露出している。
いや、国道16号以外は、だいたいが露出しているんじゃないかな。

写真19(場所⑩)

 
この線路の先には2本に分かれた新河岸川が流れている。
いずれも幅の狭い川だが、安比奈線は、この川を越えていく必要がある。

写真20(場所⑩)

 
線路が川を渡る様子を確認するため、いったん南に戻って撮影した写真が下のもの。
望遠撮影でないので、わかりにくいが、手前と奥に2つ、鉄橋のようなものが見える。
しかし、なんとも牧歌的な雰囲気じゃなかろうか。

写真21(場所⑪)

手前の鉄橋を大きくしてみる。
蔦植物にまみれて、もはやなんだかさっぱりわからない。
植物のエネルギーってすごいものなんだな。

写真22(場所⑪)

 
奥のほうの鉄橋にもう少し近寄りたくて、よい撮影スポットを探す。
事前に地図上でチェックしていたときは、少し北にいって、左に回り込める道があったはずだ。
再び、さきほどの道を北に向かって歩いていく。
しかし、googleのストリートビューでみるのと、現実とではやはり違う。
回り込めると思った場所は、このような状況。さすがに無理とあきらめる。

写真23(場所⑫)

 
仕方ないので、もう少し北に歩いて、南西方向にあった奥の鉄橋を撮影した。
これは、ガーダー橋というやつだね。
この上を列車が走っていたころは、たぶん住宅などほとんどなかったんだろう。
農地はどうだったんだろう。昔も今日のように、列車の横で稲穂が揺れていたのだろうか。

写真24(場所⑫)

  
少し線路から離れてしまったので、西方向に進める道を探し、歩き続けた。暑い。
うだうだ歩いていくと、やっと左手(南方向)に、再び線路が見えてきた!

写真25(場所⑬)

 
線路が小さな雑木林と交差する場所があったので、いったん南方向に方向転換した(場所⑭)。
この雑木林がいつからあるのか不明だが、線路を通したときは低木だったが、
長い時を経て、成長してしまったということなんだろうか?

写真26(場所⑭)

 
雑木林の手前の線路は、荒れほーだい。
ここは立ち入り禁止の看板はあっても、柵があるわけでもなく、
私用地の境目がわかりにくいので、どうしても荒れてしまうのかな。

写真27(場所⑭)

 

小さな雑木林を抜けて線路が続いていくのが、道路からよくみえる。

写真28(場所⑭)

地元のおじいちゃんが、自転車でまっすぐ奥に通り抜けていった。
規制のロープの外側でもあるので、私も少し線路に近寄ってみた。

写真29(場所⑭)

 
もう絶対に使われないことは間違いないんだけど、それでもとにかく線路は続いている。
無機質なレールなのに、なにか静かに熱いものを感じる。気温が暑いとかは関係なく。

ということで、その3に続きます。

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