毎日電源を入れると現れるWindowsのログイン画面。背景に世界各国で撮影された写真がランダムに表示される。
ある日、巨大な水の穴がドアップで表示された。
私の好きな、グローリーホール（glory hole）である。
Windowsに表示された写真は著作権の関係で掲載できないが、下の写真に写っているものと同じ水の穴だ。
この写真は、イギリスのダービーシャー（Derbyshire）にあるレディーバワー貯水池（Ladybower Reservoir）に空いている穴だ。
ちなみに、貯水池の水位が低いときは下のような状態になっている。
こうした穴は、貯水池の水位が一定量を超えると、自動的に排水するためのもので、朝顔（モーニング・グローリー）に似た形をしていることから、グローリー・ホールと呼ばれるが、他にもいろいろな名称がある。日本では（朝顔型）洪水吐（こうずいばき）とも。
レディーバワー貯水池の穴は直径24mもある立派なもので、それなりに有名なようだが、あまり知られていないものも各地に点在している。
今回紹介するのは、アメリカにあるレオン湖の穴だ。
レオン湖といってもアメリカには複数あり、テキサス州にあるレオン湖である。
あまり詳しいことはわからないが、レオン湖はダム湖であり、ダム諸元はこちらのリンクをご覧いただきたい。（形式はアースダム）
グローリーホールがあるのは、湖の東端。下の画像の黄矢印の場所である。穴から流れ出た水は、アースダムの下、赤矢印の放水路から放出される。
それを踏まえたうえで、次の1分ほどの動画をぜひご覧いただきたい。もしかしたら、あなたもグローリーホールのファンになるかもしれない。
ちなみに、同じ場所を撮影した動画だが、こちらは湖の色が青く見えるので、より映える景色となっている。
最後に、こちらは水位が低いときのもの。ちょっと音楽がやかましいです。
