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公式サイト 森のリゾート、山のリゾート あきた白神温泉ホテル
時 期:2020年 9月下旬平日
泊 数:1泊
プラン:朝夕食付き
料 金:6,468円 (Go To トラベル クーポン 3,482円分 利用後料金)
住 所:秋田県山本郡八峰町八森字磯村100
※料金・プランなどは当時のものです。現時点の情報については公式ページでご確認ください。
以前、青森・秋田を3泊4日で旅をした。初日はJR五能線に乗り、1泊目は今は閉館した「ウエスパ椿山」に宿泊。2日目は白神山地西部の十二湖、ブナの森を散策した。
2日目の宿として選んだのが、あきた白神温泉ホテルだった。有名な温泉街や繁華街が近くにあるわけでもなく、白神山地の入口に位置する立地はよいが、ホテルの部屋から眼前にその山々が見えるわけでもない。
どちらかといえば、地味なホテルなのかもしれないが、遠方の親戚の家に遊びに来たような、ほっとする空間が特徴といえるだろうか。静かに旅を楽しみたい人には、おすすめの宿である。
ホテルへのアクセス
あきた白神温泉ホテルに列車で行く場合の最寄りは、JR五能線の東八森(ひがしはちもり)駅だ。駅のある八峰町(はっぽうちょう)は、秋田県の北西部にあり青森県と接している。
貨車コンテナのような形をしている駅(一瞬、貨車を改造した駅舎かと思ったが、違った)から、ホテルまでは徒歩7分ぐらいの距離である。
国道を歩いていると、バスが停車し15歳前後の子供たちが数人降りてきた。16時前後だったので下校してきたのだろう、楽しそうに道路わきで話をしている。
子供たちのそばを足早に通り抜けようとしたとき、「こんにちは!」と大きな声で挨拶され、あわててこちらも挨拶を返す。その日は朝から歩き回ってだいぶ疲れていたのだが、明るい挨拶は人を元気づけるものだなぁと実感する。
稲が天日干しされた稲架掛け(はさかけ)を間近に見るのは久しぶりだ。
あきた白神温泉ホテルに到着。
2階建てなので、温泉旅館が鉄筋になったような雰囲気だ。客室は2階で、全部で18室ある。
玄関前の庇がものすごく長い。これは雪対策なのだろうか?
少し北の岩舘駅周辺でお店をやっている地元の方が、「雪というより、道が凍るので怖い」とおっしゃっていたが、自動ドアが開いた時の風による吹込みが強いのかもしれない。
ひろびろとした館内
ホテルの中は、余裕をもってスペースがとられていて、ゆったりとした印象。
いつ建てられたのかよくわからないが、古びた印象はない。
ロビー近くに、白神極上ソフトクリームが販売されていた。
あとで食べようかなと思って、結局食べ忘れたのが悔やまれる😞。
すぐ近くに店がないので、飲み物類は自販機が頼り。
プチ畳の間がある客室
宿泊したのは日本海側の部屋。ペンダントライトは和風でとても落ち着いた雰囲気だ。
海側の部屋なので、日本海が眺められると申し分なかったのだが、残念ながら建物があって向こうがよく見えない。建物がなくても防風林があるので、2階からだと海はみえないだろうな。
温泉ホテルなので大浴場がある。
大浴場は男女それぞれ1つずつ。
お肌がつるつるになるという美人の湯だ。
お風呂の撮影はできないので、コチラの公式サイトからどうぞ。
個人的に露天はそんなに好きじゃない。屋内の40度以下のぬるめのお湯が好きなのだが、こちらのお風呂がどうだったか全く覚えていない。2年もたってから訪問記を書こうとするから忘れてしまうのだ。
ソーシャルディスタンス万全なお食事処
夕食は1階の端にある大きなホールで。
宿泊客同士のテーブルは十分すぎるほど距離がとられている。
私の席がホールのど真ん中だったので、端っこリストの自分としてはやや落ち着かいない感じがあった😊
これも漠然としか覚えていないのだが、夕食は少なめコースでお願いしたような気がする。
ただ、下の食事内容をみていただければ、この量でまったく問題なし。
秋田の美味しいご飯と、いぶりがっこと、きりたんぽ鍋があれば、それで十分かも。
朝食も同じ場所で。「白神の間」っていうんだね。昨晩は気が付かなかった。
テーブルにセッティングされた様子から、宿泊客は6組。そのうちシングルユースは手前の3組のようだ。
お弁当形式の朝食。
のんびりとホテルで時間を過ごさせていただいた後、次の目的地に向かうために、早々と駅に向かう。
駅にすでに列車が到着していてちょっと焦ったが、逆方向の川部(かわべ)に向かう列車で一安心。
2022年8月上旬の大雨で、3週間たった今もJR五能線の鯵ケ沢~岩館間が不通となっている。
できるだけ早い復旧を願ってやまない。