2020年4月6日、銚子電鉄が計画運休するというニュースが飛び込んできた。
新型コロナウイルスの影響で、乗客数が大幅に減ってしまったことによる減便である。
昨年末、まだ当時不通区間のあった小湊鉄道を応援する企画の一環で、銚子電鉄の始発から終点まで実際に乗車した。記事にしようと思いつつ、もたもたしていたらこんなことになってしまった。
銚子電鉄は上り・下りあわせて48本の便があるが、そのうち比較的本数の多い朝夕の便を14便運休にする。減便数は全体の30%にあたる。(実際に運休する便については、公式サイトを参照)
4月3日には、地元銚子で開業し160年前に 感染症対策 を伝えた「関寛斎」医師の教えを車内中づりで掲示するなど、新型コロナウイルス対策に取り組んできたが、今回の苦渋の決断となった。
運休期間などは未定。
これまで何度も存続の危機を乗り越えてきた銚子電鉄。
なんとか今回も頑張ってほしいが、そう簡単なことではないだろう。
日本全体をつつむ先の見通せない不安が早く消え去ってほしいと願うばかりである。