ナギヒコの灯台到達記:石見大崎鼻灯台
石見大崎鼻灯台(いわみおおさきはなとうだい、島根県江津市)
到達:2026年10月
難易度:■■□□(初級)
灯台を遠くから見たときの到達難易度の予測と、実際とが違うことはよくある。石見大崎鼻灯台(いわみおおさきはなとうだい、島根県江津市)は思ったよりラクだった。付近が公園として整備されていることが大きいだろう。
ただ、それは険しい場所にない、ということを意味しない。それは記事末で触れる。
江津市中心部から石見大崎鼻灯台に向かって海岸沿いの道路(国道9号や山陰本線より海寄りの道)を走っていると、正面に灯台が見えてくる。岬の突端ではなく中ほどにあるように見える。ここからだと途中の道が大変かラクか、難易度はよくわからない。

灯台付近の地図を次に示す。右(東)から来た道は、小学校の手前で左に曲がるが、直進方向に進む細いじゃり道があり、それを通って駐車スペースに向かう。

この一帯は石見海浜公園(大崎鼻地区)となっていて、上記地図の左下には広い駐車場があり、そこから灯台へ向かうこともできるようだ。ある程度の高さまでクルマでのぼってしまうし、道が舗装されているし、駐車場にトイレがあるしという点で、こちら側からアプローチする方がよかったかもしれない。
ただ、この駐車場から灯台までの道がちゃんと歩ける状態かがわからなかったのと、近くの国道で1~2年前にクマの目撃情報があることなどから、今回は先人のみなさんの使ったアプローチをとることにした。
左がのぼり口、その先に10台程度の駐車スペースがある。

ある程度のところまで作業車なら行ける、かなりちゃんとした道のようだ。

快適だがちょっとつまらない。

江津市中心部方向を望む。さっき灯台を写したあたりを逆方向から見ているわけだ。

ベンチが作られたりして、来訪者に配慮しているんだろうけど、このベンチの位置だと木で景色がよく見えない。もうちょっと眺めのいい場所に置けばいいのに。

T字路に突き当たった。右が灯台、左が展望広場。前掲の地図のところで書いたが、広い駐車場までずっとこの舗装道が続いているなら、そっちからのアプローチの方がラクかもしれない。

それより、正面の階段をのぼっても灯台へ行けるのか。前掲の国土地理院の地図にはこの階段は描かれていなかった(地図中に黄緑色の線で加筆)。ここをのぼってみる。

階段が終わると視界が開け、海とともに灯台も見えた。岬に立つ灯台と海という構図、これはいつ見てもいいねえ。灯台と同じぐらいの高さまですでにのぼってはきたが、ここから先の道がどうなっているか。まだ安心できない。

さっきの分かれ道でもう一つの「灯台」が指す道を行くと、その後結局合流するが、この景色は見られない。階段の方をお薦めする。
休憩所に着いて、舗装道はここで行き止まり。周りは全部林で景色は全然楽しめない。ここに休憩所を作る意味はあるのだろうか。さっきのベンチといい、設備の作り方にちょっと疑問がある。が、もしかしたら作ったときはもっと木が低くて視界が違ったのかもしれない。

休憩所のすぐ手前で、灯台へ行く道が分かれている。舗装はなくなるが、十分に歩きやすい。

すぐに灯台が見えた。

近づくと少しくだり。灯台にしか行かない道としては破格の立派さだ。

もう少し。

石見大崎鼻灯台に到着。歩き始めてから10分ちょっと。高低差60mぐらいののぼりはツラいが、道は予想を超えて歩きやすかった。

初点灯は1974年(昭和49年)と比較的新しい。それにしても、今までで見た海上保安庁の青い案内板の中で一番ダメージが大きい。壊された?

北東方向。江津市観光協会の案内板がある。描かれた2本の赤白の煙突(製紙工場のものか?)が実際よりやけに大きい。

逆の南西方向。小さく弧を描いているのは、石見海浜公園にある片持ち式斜張橋の歩道橋。展望広場や広い駐車場はこの手前あたりにあるのでは。

実際に行ってみると「案外ラクだった」のだが、実は険しい場所にあることが、上空からの写真だとわかる。単に木でよく見えていなかったのだ。(以下2026/10/25閲覧)
しまね観光ナビ「石見大崎鼻灯台」
https://www.kankou-shimane.com/destination/21969
浜田海上保安部「山陰石見の灯台めぐり」
https://www.kaiho.mlit.go.jp/08kanku/hamada/book/ex/todai/todaimeguri.html#page/5

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